約 4,329,440 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2476.html
ACE COMBAT X2 JOINT ASSAULT 【えーすこんばっとえっくすつー じょいんとあさると】 ジャンル 共闘フライトアクション(フライトシューティング) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 アクセスゲームズ 発売日 2010年8月26日 定価 UMD版 4,980円DL版 4,700円 廉価版 PSP the Best 2011年9月8日/2,800円 判定 シリーズファンから不評 ゲームバランスが不安定 ポイント 『X』から大幅に劣化戦闘機なのにスピード感が無い使い回し・バグ多数ソロプレイ軽視のゲームバランスフライトシューティング史上最“狂”のラスボス オレオ~~~!!! エースコンバットシリーズ 概要 評価点 問題点 システム シナリオの不備・無理矢理な設定 ラスボス 架空兵器について オンライン バグ その他 賛否両論点 BGM 総評 余談 概要 有名な『エースコンバット』シリーズの携帯機版第2作。 通信プレイを中心に大幅な改良がされている。『X』が好評だったため期待されていたが、改悪された点が多くを占め「改良点」と謳っている箇所には細かな問題点が多数存在する。旧作と比べて改悪された点が多いため、評価点の少ない作品となってしまった。 評価点 前述のように通信プレイに重きを置いており、シリーズ初の、キャンペーンモードにおける最大4人でのCO-OPプレイが実装(『6』にはオンライン専用でCO-OPバトルはあったが、キャンペーンにおいて実装されたのは初の試みである)。ついでに2つのマップに分かれて同時進行で行動する「ジョイントアサルトミッション」も初搭載された。そのため、マルチプレイを行う環境が整っているプレイヤーからは好意的に受け取られた。 レシプロ機と旅客機が自機として追加。今までジェット戦闘機を操縦するシリーズだっただけにこれらの機体が登場したことにファンは驚いた。 レシプロ機自体はジェット機との差別化に成功しそれなりに好評だったためか、携帯機次回作『3D』にも登場した。流石に旅客機は無いが。 レシプロ機はミサイル搭載が不可能な上、速度と耐久力がとても低いが、機動性が非常に高い。この機動性をいかに活用できるかがポイントとなる。 本作の要素として「エンブレム」の概念がある。垂直尾翼や主翼にそれぞれエンブレムを設定でき、様々な組み合わせによって自分だけの「愛機」を演出できる。エンブレムの種類も豊富で、数字や幾何学模様に始まり歴代エースのエンブレムまで網羅している。 『X』では不可能だった、「実在機のチューニング」が可能になった。 従来のような「ミサイル 特殊兵装」という武装組み合わせの他、「特殊兵装1 特殊兵装2」という組み合わせが可能になった。 ゲーム開始前に、男女2人ずつ計4人存在するオペレーターを選択できる。 大規模戦闘に重きを置いた『6』や、CRAを採用しゲームシステムを一新させた『AH』と異なり基本的なゲームシステムや操作性は『X』以前とほぼ変わらない。よって、前述の作品に比べれば、経験者にとって慣れ親しんだ旧作のような感覚でプレイしやすい。 問題点 システム 難易度の調整が良くない。極端に簡単になっている部分と、極端に難しくなっている部分が存在する。 敵AIがお粗末で、ミサイルを殆ど避けようとしない。旧シリーズ古参ファンからは「すぐに敵が堕ちてつまらない」などと言われた。 前作までは難易度が上がるにつれて「敵側の戦闘機動とミサイル・機銃の攻撃力が上昇し、プレイヤー側はミサイル搭載量が減り、機銃に弾数制限がつく」という物で、難易度ACEにもなると殆どの敵のミサイル攻撃が一撃クラスだった。ところが、今作では難易度による敵側の能力向上が殆どない。 本作の難しさは、『X』のような歯ごたえのある難しさではなく「味方の出鱈目な作戦・指示や敵の重力・慣性などを完全に無視した挙動」など理不尽な方面にばかり特化してしまった結果にできた「イライラする難しさ」である。 『X』に比べソロプレイのボリュームは寧ろ減っている。 『X』と同じく、プレイヤーの行動によりミッションの内容が変化する「ストラテジックAIシステム」搭載を謳っているが、おまけ程度に付随されたに過ぎず、『X』と違い微々たる差しか変化が出ない。 例えば『X』では同じマップであっても、プレイヤーの選択により「敵エースパイロットとの空戦」or「大規模な艦隊戦」と全く違うミッションになったが、今回は敵の兵装や挙動に若干の違いが出る位である。 マルチプレイでないとロックが解除されないミッションがある。 ソロプレイでも「アンタレス隊」と言われるので、不自然。 新しい描画技術「エンハンスド・コンバット・ビュー」が搭載されている。その効果は「NPCの機体を自機の距離に合わせて拡大する」という物である。しかし、この技術がスピード感のなさの原因と考えるとそれ程褒められた物ではない。 そのため、自機とNPC機では機体の大きさが違っていたり、輸送機などの大型機体の当たり判定が奇妙なことになっている。 殆どの敵機が詐欺判定なので明らかに当たっていないのに命中する。逆に前述の輸送機などは極小判定になっているため、ミサイルなどがすり抜けるという現象がよく起こる。 結論からしてスピード感があった分従来の方がダイナミックである。 戦闘機、特にCPUの挙動が今までのシリーズに比べてスピード感が無い。 特に一部のアタッカーはあまりに遅すぎて次第に敵の攻撃が避けられなくなってくる。 しかも一部の敵の挙動がおかしい所がある。敵の攻撃機A-10が非常に高い機動力を持っていたり(A-10はそこまで高い機動力を持たない)、敵の戦闘機の速度が非常に速い所があり、低速度の機体では追いつけないことがある。 他シリーズと比べても極端なまでに高性能機はより高性能に、低性能機はより低性能に修正されたため(*1)、対戦においては必然的に高性能機しか使われず別々の機体による戦闘の駆け引きが少なくなった。 特にアタッカーはその下方修正が顕著であり、肝心の対地攻撃任務ですら使いにくく「遅いアタッカーを使うよりファイターかマルチロール機に爆弾搭載した方がマシ」という始末。 今作は『5』の散弾ミサイルや『ZERO』のエクスキャリバーなどのような一定範囲内に居る自機に大ダメージを与える兵器が飛んで来るミッションが多いので、アタッカーを使っているとその遅さゆえ被攻撃範囲から逃げ切れない機体が多く、余計アタッカーが使い難くなってしまっている。 愛機だからといって低性能機でオンラインに繰り出すと殆ど何もできずに撃墜されることが多い。 また、オンライン対戦においてもFALKEN専用のTLS(戦術レーザー)とSu-47などに搭載されているSASM(空中炸裂ミサイル)の存在によりゲームバランスが崩壊している。 架空機に制限をかけることはできるが、兵装単位では制限はできない。また、今作のウリの一つであった「レシプロ機」限定も設定できず、参加者の良心に任せるしかない(コメント設定可能ではあるが)。故に、レシプロ部屋で高性能機が暴れるなどの無法振りは加速し、後述のバグなどもありオンライン参加者は相乗的に減少していった。 機体のグラフィックは若干上がっており機体カラーも各機6色まで増えているが、どう言う訳か劣化させる必要のない所が劣化している。 例を挙げると、架空機体のコフィンシステム外部センサーが光らなくなった、チューニングで「Weapon」の欄が削除された(厳密には一部のパーツは別カテゴリに移動している)など。『X』では普通にできていたことである。 特に「Weapon」は長射程ミサイルや4連ミサイルなど機体の個性を出すのに一役買っていたため没個性化に拍車がかかる。 フェンリアは前作『X』では、コクピット視点にてディスプレイ上の3Dモデルが機動に合わせて回転するというギミックがあったが本作では動かなくなっている。 F-15Eに『ZERO』のピクシーカラーが無い。 「ミサイル1 ミサイル2」や「特殊兵装1 特殊兵装2」の組み合わせで出撃した場合、グラフィック上では片方のハードポイントにしか兵装が描画されない。 ミサイルは従来の通常ミサイル(STDM)の他に誘導性が高いが射程が短い高精度ミサイル(HACM)、攻撃力が小さいが経済的な軽量ミサイル(LGWM)、威力が高いが値段も高い重量ミサイル(HVWM)が追加されたのだが、どの新ミサイルもSTDM以下の使い勝手のため、実用性が低い。 HACMは射程が機銃並に短く、STDMの感覚で撃つと敵に当たる前にミサイルが消えてしまい殆ど敵に当てることができない。 LGWMは攻撃力が小さいため、STDMでは2発で倒せる敵も3発撃たないと倒せず、経済的ではない(*2)。ミサイルは基本2発ずつしか撃てないので敵機を倒すためにはさらにもう1発撃つ手間が掛かってしまう。 HVWMは威力が高いと言われているが実の所STDMの1.15倍しかなく、名前とは裏腹に敵機を一撃で倒せるといった効果は無い(*3)。一方で搭載数がSTDMの3分の1しかないため、コストパフォーマンスが悪い。 制作陣もこれらのミサイルの使えなさに気づいたようで『3D』では無くなり、代わりに高機能短射程空対空ミサイル(XSAA)や多目的ミサイル(MPM)等、新しい特殊兵装が追加されている。 本作では、『2』以来の13年ぶりに報酬から修理費と弾薬費が差し引かれる。これ自体は大きな問題点ではないが、TLSとLSWM(長距離衝撃波ミサイル)の使用コストが非常に高い。迂闊に乱射してしまうと、報酬が大幅に減ってしまう。 その上、LSWMの弱体化は深刻で、攻撃範囲が狭められて気化爆弾とあまり変わらない範囲となっている。 恐らく対戦時にゲームバランスを崩さないようにしたのだと思われるが、それなら『6』のADMMのように使用不能にすれば良いだけで、性能低下させる理由にはならない。そもそもLSWMが無くても前述のように既にTLSやSASMがゲームバランスを破壊している。 機体のグラフィックは上がったものの、逆にステージのグラフィックはテクスチャが粗くなっており使い回しも多い。 地表テクスチャの使い回し自体は問題ないが、今までは使い回していると思わせないような出来だった。また、エジプトミッションにて発進する基地は『X』のプナ基地の色を変えただけである。さらに建物のテクスチャまでそのまま。 さらに、東京・ロンドン・サンフランシスコ以外は現実世界と言っても森の中や砂漠・峡谷などばかりであり、現実世界である必要性がほとんどなくなっている。 「実在機もチューニングできる」と売り文句にあるが、機体によってパーツが制限されるため、実際に改造はそこまで出来ない。 本作は特に機体における「機動性」の低下が著しいため、兵装や速度性能などを捨ててでも機動性を上げるチューンほぼ一択になりやすい。 しかしチューンアップしたからと言ってF-4がF-22に勝てる、といったことはない。低性能機はチューンしても弱いまま。 前作ではチューニングシステムは新しい試みだったためそれ自体は責められることではないのだが、今作では対戦システムとの相性が悪過ぎた(*4)。 このような結果になった反省からか、『3D』では全機体に使えるパーツが大幅に増えチューニングの自由度が増している。 機体の値段が高く、その割にミッションで手に入る報酬が少ないため、必然的に何回も同じミッションを繰り返すことになりやすい。 そのせいか、アパリスやフレガータといった、本来なら序盤で使えなければならない筈の機体がかなりやり込まないと手に入らない。しかしその頃には更に強力な戦闘機が使えるようになっている。 一方フォルネウスが他と比べ嘘のように安い上に性能が全機体でもトップクラスである。このように、値段と性能が釣り合っていない機体が多い。 マルチプレイによるキャンペーンでは協力と言うよりは競争になってしまいがち。 通信を意識した理不尽な難易度も、物量作戦の前には大して意味を成さない。というよりも、理不尽方向に特化しすぎた結果、大半のミッションで参加人数に比べて敵が少ない。 プレイヤーが狙っている敵のコンテナに各々の色の矢印マーカーが表示されるが、自分の画面に自分の矢印を表示する必要は無い。 ジョイントアサルトミッションでは、各プレイヤー間の腕の差が大きいと、忙しい側と暇な側に分かれてしまう。 ソロプレイでは左上に狙っている敵の情報が表示され、多人数プレイでは他のプレイヤー達の情報が表示されるが、何故か自分の情報まで表示される。リスボーン(復活)回数は兎も角、自分の画面に自分の情報まで表示させる必要は無い。その分狙っている敵CPUの情報を表示してくれた方がやり易い。 シナリオの不備・無理矢理な設定 シナリオも今までのシリーズから逸れて現実世界でのシナリオになった。ここは賛否両論分かれる箇所ではある。 大前提として、本作の1年前である2009年に『Tom Clancy s H.A.W.X.』という現実世界を舞台にしたフライトシューティングが既に発売されている。このことから、当初からファンに「『H.A.W.X.』をパクったのか?」という疑念を向けられた。『エナジーエアフォース』など、現実世界を舞台とした和製フライトゲームは存在するが、今回は「『H.A.W.X.』が発売された途端に本家世界(俗称 ストレンジリアル)から実在世界にシフトチェンジした」ように見えるため、疑念は更に深まった。 急に舞台が実在世界となったため、以前ならば「本家世界だから」で説明できた筈の違和感が生じている。例を挙げると「どうやって超兵器を造ったのか?」「国連は何をやっているのか?」など。これらに対する説明やフォローの類は存在しない。 ストーリーを簡潔に説明すると「突如謎の組織が現れて攻撃し始めたので倒しに行く」という内容。旧作において好評だった「重厚な世界観」が希薄で、「実在世界でやる意味があったのか」という不満も噴出している。超兵器の存在やストーリーなどを鑑みるに、必ずしも「実在世界でしか出来ないこと」と言う訳ではないため、『X2』という作品は別に実在世界が舞台でなくとも成立してしまう。 ストーリー展開、ミッション目的、会話の内容に不自然な箇所が多数存在する。また、台詞の誤植も多い。 序盤のミッションでマルチプレイを行うと、どう言う訳か一緒に居るライジェル隊のメンバーが参加人数に応じて減る。4人全員参加だと隊長1人になり、その分台詞も減る。 ストーリー序盤、敵のボスがライジェル隊隊長に《君があれを落とした部隊の隊長だな?》と問う。「あれ」とはスピリダスのことであろうが、スピリダスは 「落ちずに逃げて」いる上に、大打撃を与えたのはプレイヤーであり、さらにプレイヤーはライジェル隊とは別の部隊である。 スピリダス撃墜シーンは、機体が大破して操縦が全く効かない筈なのに、狙いすましたようにテムズ川に沈没するというもの。市街地に墜落してロンドンが火の海になる描写を避けたかったのかもしれないが不自然。また、このような撃墜シーンは『X』で既に行われている。 敵の核ミサイルに搭載される核物質の受領をダーダネルス海峡にて阻止するミッションでは、待機時間が途轍もなく長く、「敵が出現したら潰す、しばらく待ってまた敵が出現したら潰す」ことを延々とやらされる。シリーズでも屈指の待機時間を誇る作業感の強いミッションでありながら、大規模作戦でもないのにクリアには15分近くかかる。 旅客機操縦ミッションに登場するネームド機は、マルチプレイでないと撃墜できない。 ちなみにこのミッションが始まる際、デモシーンにおいてオリビエリが「私の提示した金額を憶えているか?400億ビリオンだ!400ビ・リ・オ・ン!」と憤っている場面。日本語字幕では「400億だ!400ビ・リ・オ・ン!」となっているのだが400ビリオン(Billion)は400億ではなく4000億である。 そもそも 戦闘機と旅客機では必要な免許が異なる 。アンタレスは両方持っている設定なのかもしれないが、その様な説明は一切されていない為本作の製作者達が知らずに旅客機操縦ミッションを導入した可能性が高い。 シリーズ恒例の超兵器「電磁投射砲“バラウール”」の破壊ミッションにおいてバーフォードに《バラウールの近くは死角だ、砲撃されることはない》とアドバイスされるのだが、このバラウールの旋回性能が非常に速く、近づいたプレイヤーが照準を合わせてきた砲身にニアミスすると言う事故が続出した。 最終ミッション開始直前、最後の戦いのためにアンタレスとライジェル隊改めヴィルコラク遊撃隊が対峙するデモシーンがある。しかし、このデモシーンでは選んだ機体に関係なく特定の機体になり、プレイヤーが4人以下でも自隊機が4機居る。また、そのシーンだけ解像度が他のムービーと異なり、別撮りであることが明らかである。 また、このミッションではプレイヤー達と敵軍が大規模戦闘を繰り広げており地上も大パニックに陥っているのだが、肝心の米軍がミッション中は一切登場しない(*5)。唯一の出番もミッション終了後のデモシーンでそれらしきF/A-18Eの編隊が映っているだけである。 設定の矛盾や不条理について、詳しくはACE COMBAT X2 - JOINT ASSAULT - 攻略情報まとめwikiも参照されたい。 ストーリーに花を飾る筈のキャラクターは、大半が小物臭漂う人物ばかりである。 『5』『ZERO』『6』では有名声優を起用していたが、本作では大半が無名の声優である(*6)。 メインキャラは兎も角、脇役のキャラクターを演じている声優は演技力が低く、棒読みな台詞が多い。 ムービーではボイスの音量が小さい。 敵となる遊撃隊のメンバーはそれぞれ対地戦闘・高速戦闘・対空戦闘のスペシャリストという設定なのだが、劇中ではそのような戦い方をすることはなく、いわゆる「死に設定」となっている。 遊撃隊はミッションを経る毎に機動性が低下するため、弱体化しているように見える。 各機体の性能が反映されておらず、A-10もMiG-31もミサイル並みの速度で飛びながら高機動をする。 ラスボス 本作を「不安定ゲー」たらしめる最大の要因がラスボスである遊撃隊隊長ミロシュ・スレイマニ。ヒヨッコだと侮っていたアンタレスに何度も敗北したため、僚機と共に新架空機「GAF-1ヴィルコラク」に乗り換えてアンタレスの前に立ちはだかる。ここまではラスボスにはよくあることだが、僚機を全て撃墜した後、心の箍が外れたのか突如高笑いしながら自らの生い立ちを独白し始める。 独白中は完全無敵である。本来ならムービーシーンで流すべきだが、通常の無線会話のため、飛ばすことができない。 ラスボスとの戦闘が進んで最終段階に入ると、有人戦闘機としてもゲーム的にも有り得ない挙動をしてミサイルを避ける。相手の後ろを取ったかと思えばいきなりこちらを向いてミサイルを撃ってくるため、至近距離から撃たれて被弾がほぼ確定する。また、真横に動いてミサイルを避けることもある。あまりにも不自然な機動から変態機動と呼ばれている。このミサイル回避機動の最中はミサイルの誘導を無効化し、尚且つ当たり判定消滅という理不尽仕様。 慣れれば、絶対に勝てない相手と言う訳ではない。しかし、この超機動のせいで攻略には運が関わりやすく、初心者にとっては「ラスボスを倒せない理不尽ゲー」と思われやすい。 旧作では、超機動する敵機体には一定の手順を踏むことによって機動性が落ちると言った工夫(*7)が施されていた。本作において弱体化させる方法は、実質的に通信プレイで集団攻撃である。 ちなみに、戦闘中やたら 《俺を》 と絶叫することから、ファンから「俺を」の発音に准えて某社のクッキー菓子である「 オレオ 」のあだ名が付けられた。 架空兵器について 架空兵器のデザイン自体は良好な評価を得ている方である。超巨大な複葉全翼機の姿をしたスピリダス(*8)、超大型機とは思えぬ高機動性でプレイヤーの度肝を抜いたオルゴイなどが登場する。 オルゴイに関して、高機動であること自体は問題ではないが、その高さは高性能戦闘機並。いきなり横滑りやバレルロールを行う。GAF-1ほどではないが、これも理不尽と思われやすい。 GAF-1の評価は賛否両論。ファイヤーフォックス(同名の実写映画に登場する架空機)のようなその機体のあだ名は「イカ」。 機体デザインもそうだが、前述のラスボスの様もこの機体の評価を著しく下げている原因となっている。 この機体専用のチューニングパーツが3つも用意されており、それぞれ敵キャラの特性である対地戦闘・高速戦闘・対空戦闘に特化した性能になるというもの。しかし、性能バランスは悪く、対空特化パーツ一択である。 対地特化パーツは前述のアタッカー特有の、速度と機動性のなさを完全再現しており、実用性はほぼ皆無。これを装備しても低機動のせいで対地戦すらやり難くなる。 高速特化パーツも止まらず曲がらずで初心者には扱い辛い上、MiG-31などのスピード特化の機体よりも遅い。 対空特化パーツは非常に機動性が高い上に機銃自動追尾システムも付いて非常に使い易いパーツとなっている。 敵が使えたアクティブ防御が使用できない。その代わりかIRCM(赤外線欺瞞弾)が使用できる。 IRCMは全てのミサイルの追尾を狂わせる事ができる上触れた相手にダメージを与える事もできる何とも優秀なフレアの一種。因みにエフェクトなどは『X』に登場したある架空兵器の使い回しである。 オンライン オンラインの環境は整っているとは言い難い。部屋のコメントを書くことができない(*9)、機体や兵装の制限に難がある、接続落ちが激しい(無線LANだと少し離れただけで頻発する)、チャットができない、ルーム検索で部屋が全く出て来ないことがあるなど。 インフラストラクチャーに対応しているため比較的安価にネットワーク通信ができるという利点はある。 バグ オンラインを中心にフリーズを始めとしたバグも多く存在する(*10)。 また、前作で存在したQAAM(高機動対空ミサイル)が通信対戦時にアラートが鳴らなくなるバグが改善されていない。 「同じ兵装を同時に装備」「未購入の兵装を搭載して出撃できる」など、細かいものを上げればかなりの数になる。 その他 本作のコンセプトは「シリーズファンを楽しませつつ新たなファンを獲得する」と言う物であった。ところが同社作品『アイドルマスター2』も同じコンセプトを掲げた結果大失敗している。寧ろ下手に内容を変えた結果ファンが離れて行ってしまった。 OPムービーは前述のデモシーン同様、レンダリングムービーを使わず別撮りしたものである。『X』のタイトルデモはCGを用いたドッグファイトを全面に押し出した気合の入った物だったが、本作のOPデモは単にゲーム画面を継ぎはぎしただけの簡素な物。しかも画質が悪い。 本作には今までシリーズに関わってきた『04』『6』のディレクターである一柳宏之氏や『5』『AH』のディレクターである河野一聡氏などの著名ディレクターは関わっていない。そのため「新人に丸投げしたのではないか?」と言われる。 しかし、同じアクセスゲームズによって制作された次回作『3D』は、超機動マニューバが一部の旧作ファンに批判されているものの、『2』に『1』の要素を加え再構成した内容(実質リメイク作)ということもあり概ね好評である。 UMD版に同梱されているアンケート葉書には「ゴッドイーターとのコラボは如何ですか?」と書かれているが、コラボとは言っても『ゴッドイーター』をモチーフとしたフェンリア用のカラーリングとエンブレムが1つずつあるだけでありコラボと言う程の物なのかが疑問。 賛否両論点 BGM 「悪くはないが『エースコンバット』には合わない曲ばかり」と言う意見多数。そもそもシリーズ初期からBGM作曲に関わる中西哲一氏(後述にある一部収録されている過去シリーズのBGMは彼の物)や、『04』からメインテーマを手掛ける小林啓樹氏等が作曲に参加していない。 ボーカルBGMである「IN THE ZONE」はロック調のためか概ね好評(*11)。 しかし本作を代表するべきこの曲が使われているのは、物語のターニングポイントとなるミッションでもボス戦ミッションでもなく、なんの変哲もない普通のミッション。一応スピリダスに関わるミッションではあるが使い所を間違っている。 エンディングテーマである「For Us All」は『6』のエンディング同様コーラス曲であるため好評。 『3』でも楽曲を提供している椎名豪氏や緊迫感漂う楽曲に定評のあるInon Zur氏など、作曲者の評価は概ね高い。 ゲーム中のBGM再生モードでは上記二曲を含み、聞けない曲が存在する。 前述する「IN THE ZONE」などのボーカル曲は版権の関係で載せられなかったのだと思われるが、そのせいで本来聴きたい筈のBGMが聞けないという事態に。 ちなみに、『3D』でも本作の一部BGMが使われている。『X2』より使い所が良くなっている。 総評 シナリオ、キャラクター、アクション性、通信プレイ。どれを取っても安っぽい結果に終わった今作は、旧作のファンからは「『エースコンバット』の皮を被った何か」とまで言われた。 通信プレイは強化されたものの劣悪な仕様となり、それ以外も個性に乏しく全体的な面白さでは『X』に劣っている。 作中だけでなく、取扱説明書にまで見受けられる誤字脱字、シナリオの不備、煮詰められていない設定、BGMの使い回しなど、制作期間・予算が足りていなかったことを否が応にも痛感させられる。 余談 何気にジャンルが「フライトアクション」になっている。 確かに海外では「フライトシューティング」と言う言葉があまり普及しておらず同様のゲームは「フライトアクション」と言われるのが一般的だが、だからと言って国内でも「フライトアクション」と言われても今更である。 本作を開発したアクセスゲームズは良作だった『X』を開発した実績ある企業であるため、本作に期待していたファンから失望される結果となった。 ところが、またアクセスゲームズが制作した『3D』の評価は概ね好評であり、名誉挽回に取り敢えずは成功している。 この通り多数の問題点を抱えている本作だが『ファミ通』ではなんとプラチナ殿堂入りしている。立場上酷評する訳にはいかないのかもしれないが、このようなゲームにさえ最高評価が与えられているため、やはりゲーム雑誌の評価は当てにできない。 その後本作と同じく実在世界を舞台にした『エースコンバットAH』と『エースコンバット インフィニティ』が発売、配信された。 しかし両者とも、それぞれ異なる方向性でプレイの自由度がかなり低くなっており、人によっては「本作より劣る」と言う人もいる。実在世界を舞台に新機軸を打ち出した作品が3連続でこのような結果になってしまったのは皮肉なことである。 自衛隊は外部の創作作品とコラボや協力をする例は多いが、内部指針があり航空自衛隊は自衛隊機が落ちる作品には協力しないと言われている。(*12)それに対して陸自はある程度のやられ役をするくらいなら許容している。 エスコンシリーズも昔から航空自衛隊の協力を受けている関係からか、今作において陸自部隊を守るミッションでは手を抜くと簡単に陸自が壊滅するのに対して、NPC空自機と共闘するミッションでは空自機は無敵で絶対に落ちない上にわざと放置してミッション失敗させたとしても自衛隊機が墜落したという表現を徹底的に避けている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31570.html
登録日:2015/03/03(火) 16 42 22 更新日:2024/05/27 Mon 21 04 06NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ACE COMBAT 04 ACE_COMBAT5 エースコンバット エースコンバット5 エースパイロット メビウス1 リボン付き ワンマンアーミー 主人公 英雄 (´∞`) メビウス1、交戦(Engage!) メビウス1とは、ACE COMBAT 04におけるプレイヤーのコールサインである。 04自体がPS2最初のACE COMBATでありながら今なお根強い人気を持つだけあって、ゲーム内外を問わずけっこうな人気がある。 そんな彼だが名前おろか性別、果ては経歴含め詳細はまったくの不明と後発の作品と比べても少々異質な存在である。 大抵パッケージの表に描かれているエンブレム付きF-22とセットで扱われる。 ゲーム内のメビウス1 AWACS いまから君のコールサインはメビウス1だ 敗戦直前のISAF空軍が各地から寄せ集めたメビウス中隊パイロットの一人…と思われる。 (最初のミッションでいきなりコールサインを振りあてられてるので「実は新人では?」という説も) メビウス1となってからは爆撃機落としたりレーダー潰したり補給部隊叩いたり油田襲ったり無敵艦隊沈めたり太陽光発電施設破壊したり谷の間飛んだりと激戦の中で徐々に頭角を表していく。 しかし黄色の13率いるエルジア空軍エース部隊であるアクィラ隊(通称"黄色中隊")に対しては勝ち目がないとして交戦すら許可されず撤退を強いられる。(*1) 上記の活躍もあくまでISAF空軍としての戦果でありメビウス1はあくまで精鋭部隊の一人程度の扱いだったのだ。 その後もエルジアの「無敵艦隊」ことエイギル艦隊の壊滅に貢献するなど着実に戦果を挙げていく。 そして・・・ リボン付き FRIEND 黄色が煙を噴いている!誰がやったんだ? YELLOW くそ、どいつだ?今俺を撃ったヤツを確認してくれ YELLOW リボンのエンブレムだ コモナベースの大規模防空戦にて黄色中隊に直撃弾を与えたことで注目されはじめる。 この時放たれた上記の台詞こそが「リボン付き」という渾名の所以である(たしかにリボンっぽいエンブレムだがよく見え(イジェークト!) その後も上陸作戦を援護してみたり要塞攻略してみたり、亡命者を乗せた旅客機2機を単機で護衛したりと激務をこなしていく。 特に敵の防空の要でもある「ストーンヘンジ」攻略作戦では、敵増援としてやってきた黄色中隊に対して交戦が許可されるほどの存在となっていた。 この場面AWACSの こっちのエースはやつらより速い!交戦を許可する! という台詞は胸が熱くなるだろう。 そしてその戦闘で黄色中隊の一機である黄色の4を撃墜した事でその評価は確固たるものとなった。 これには黄色の13も当初「見込みはあってもどうせ長生きはしない」としていたが頼れる2番機を失っても「称えるに値する」と評価した。 ストーンヘンジを攻略した事で戦況は一転攻勢に。 メビウスもジャマー付きの風船を割ったり巡航ミサイルをソロ撃破したり敵に占拠された中立都市を解放したり味方戦車部隊に頼られたりと激戦を潜り抜ける。 そしてエルジア首都ファーバンティ包囲戦では黄色中隊、そして黄色の13と決着を付け首都は陥落。 AWACSの誕生日に終戦記念日(おそらく祝日)をプレゼントするという偉業を成し遂げた。 (と言っても1年前にも最初のミッションで勝利をプレゼントしてたりするので今更で(ベイルアウト!) そして・・・ YELLOW 大変だ、ジャン・ルイ!敵は全部リボン付きだ! YELLOW ああ!ジャン・ルイがやられた! <<ISAF空軍第118戦術航空隊メビウス>> 最終ミッションではそれまでの功績と共に苦楽を共にした者たちで構成されたメビウス中隊が組織され最後の作戦に参加することになる。 なお後作でこのメビウス中隊隊員と機体の簡単な設定が追加されている。 Mobius1 F-22A 性能強化により極めて高い制空戦闘能力を持つが繊細な操縦技術が求められる機体。 Mobius2 F-22A メビウス1と比較すると平凡な印象を受けるが、一度も撃墜されることなく終戦まで戦い抜いた優秀なパイロット。堅実に総合力をアップさせた機体。 Mobius3 F-22A 部隊の兄貴分として隊員たちの精神的支柱であったパイロット。味方機の援護とバックアップ能力を強化した機体。 Mobius4 F-22A 長時間のミッションを行う継戦能力を強化した機体。 Mobius5 Typhoon 対地戦闘のスペシャリスト。速度性能と兵装搭載数に特化した機体。 Mobius6 Typhoon やや腕前は心もとないものの、勢いと思い切りのあるパイロット。加速性能と耐久性を強化した機体。 Mobius7 Rafale M 兵装搭載数と耐久性が強化された機体。 Mobius8 Rafale M 度々撃墜されるものの、その都度必ず生還するという人物。パイロットの生存性を最優先に調整された機体。 無線では2~8まで点呼しているものの実際に作戦参加している機数はメビウス1除くと、F-22・Typhoon・Rafale M全て3機ずつなため微妙に数が足りていない。 残り2機は他部隊からの補充と考えたほうがいいか <<メビウス1が来てると言っておけ>> さてこんなメビウス1だがやはりというか黄色の4を落とした事から内外問わずあっちこっちで畏怖と敬意が聞こえ始める。 以下一部抜粋 ENEMY リボン付きだ、黄色の4を落とした奴か REPORT(リポーター) あのリボンのエンブレムの戦闘機が、この中にいるのでしょうか? FRIEND(陸軍) すごい、メビウス1が俺たちの上にいるぞ ENEMY(陸軍) リボン付きの飛行機だ。あいつは死神だ ENEMY リボンとて人間だ,落とせんことはない FRIEND(陸軍) メビウス1が来ていると言っとけ!嘘でもいい! …とてもじゃないが一機の戦闘機に送られる言葉ではない。どこぞの白い悪魔じゃあるまいし 挙句の果てに戦争終結後の分析により「メビウス1単機で、ISAF空軍一個飛行隊に匹敵する作戦遂行能力を持つ」と評される、単機最強戦力評価を持つ事が判明。 まさに空飛ぶワンマンアーミーである。 Flt.701(民間機) すごい、あの戦闘機、本当に1人で戦ってる <<その過去>> kono 但し、既にMOBIUS1は皆様のモノなので、ちょっと切り分けてお話します。『彼』としてお話しますね あくまでも裏側の開発の話なので「MOBIUS1と直接関係ない」と思って頂いて構いません "PROJECT ACES公式アカウントより抜粋" プレイヤーの分身ゆえ、作中彼の人となりは明かされていない。 しかし、PROJECT ACES公式アカウントのフォロワー数3,000人突破記念にて開発秘話という形でメビウス1の過去がおぼろげながら明らかになった(ここではメビウス1は男性という扱いになっている)。 後にメビウス1と呼ばれるようになるその少年は、とある基地が近くにある町に住んでいた。 彼には幼なじみである少女と少年がいた。 2人の少年は「戦闘機カッコイイー!」と憧れていたが、少女は「戦闘機の爆音が怖い」と怯えていた。 それを知った2人の少年は彼女に「戦闘機は怖くないよ」と伝えようと、1機の戦闘機に「リボン」のマーキングを施すイタズラをしたのだ。 その後、3人を「何か」が襲ったらしいが詳細は考えられていないので不明。ただ、少なくともメビウス1はその「何か」から逃れる事が出来た。 そして、あの時の「想い出」か、或いはその「何か」を忘れない為、メビウス1は「リボン付き」の戦闘機を駆っているんだとか。 しかし、かつて「戦闘機は怖くない」とリボンを付けた少年が、「リボン付きの戦闘機は死神だ」とまで怖れられるパイロットになったというのは皮肉としか言いようがない。 <<本編外のメビウス1>> 歴代主人公の中でもかなりの人気を誇るようで続編のほぼすべてに出番がある。 ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR アーケードモードにて、4に引き続き主人公として登場。 大陸戦争から1年後、各地で隆起したエルジア軍の残存勢力「自由エルジア軍」を脅威と見なしたISAFは残存勢力討伐作戦「カティーナ」を開始。 退役していたメビウス1は、オペレーション・カティーナの要として復帰する。 尚、退役した理由は作中語られていない。 AWACSの管制もあったとはいえ、なんと単機で「自由エルジア軍」を制圧するという怪物っぷりを発揮した。 尚、上層部からは復隊を希望されていたが、彼がどういう選択をしたかは不明。 続編を見る限りこの時は再び退役したようである。 ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR クリア後のオマケミッション「THE GAUNTLET」で、なんと敵機として登場。 ムービーや特別な無線などは無いものの登場時の演出が凝っており、眼前の敵エース機複数が突然墜ちたかと思うとレーダーに機影が一つ、その敵機を捕捉するとHUDには"MOBIUS"の文字が… その強さも半端ではなく、モビウスターンとよばれる程の変態機動で多くの「円卓の鬼神」を地獄の底へ叩き落とした。 そんな彼と戦うには難易度ACEで直前のエース部隊を規定時間内に撃破と厳しい条件が課せられており目にするだけでも難しい。 この演出から「メビウス1を鍛えたのは円卓の鬼神なのでは」と妄想するファンも居る模様。 ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN VRモードの主人公として登場。 ISAF解体に伴い軍から離れていたが新たに新設されたIUNに所属、旧知の仲である司令官から要請で再び自由エルジアに対抗するために復隊した。 組織は変わったものの彼の所属する部隊はノースポイント基地第118特殊任務部隊、オメガ11やスカイアイといったお馴染みのメンバーを 招集・構成しているあたり彼への敬意と信頼性がうかがえる。 余談 『ISAF空軍一個飛行隊って実際どんな戦力?』 飛行隊は現実世界でも存在する編成単位のひとつであるが、その定数は各軍によって違い、12~30機弱と幅広い。 現実においては、飛行隊を飛行中隊と言い換えることがあること、ゲーム中における無線でメビウス中隊所属機の中にメビウス13が確認できることから、1飛行隊=13機以上ということになる。 じゃあ、「戦闘機13機で出来る事ってなんぞや?」と言う話になるのだが、参考としてみんな大好き黄色中隊はISAFのエリートパイロットが搭乗する22機のF-15を5機で殲滅している。 もちろんISAF空軍一個飛行隊の作戦遂行能力=黄色中隊の作戦遂行能力という訳ではないので単純に参考にするわけにはいかないのだが、人事異動や整備不良で弱体化したとはいえ黄色の13率いる黄色中隊5機を1ミッション中に落としてたりするので、多分同じことが出来ると思われる。 何だろうねこのバケモノ。 『エースコンバットシリーズの顔』 その後も上記のように外伝で登場するなど登場回数も多く、乗機の中でもパッケージに描かれるなど代表的なF-22の特別塗装にメビウス1カラーがほぼ毎回登場。 7でメビウス1復活を大々的に告知されるなど04登場以降はシリーズの顔となっており商品化の機会も多い。 ステッカーやワッペン以外にもハセガワからは1/72とたまごひこーき、トミーテックからは1/144スケールの『技MIX』というブランドでF-22とF-4Eが立体化された。 更に、直近の2023年10月にもハセガワから1/48のF-22が立体化される予定である。 ハセガワは時折再販されるため入手難易度は時期によっては低いが後者は技MIXブランド終了により発売から5年以上経過したことで入手が困難。 技MIXでは他にも6のガルーダ隊のF-15E、ZEROのガルム隊のF-15C、ライバル黄色中隊のSu-37などを発売していたがこれらもプレミアがついている。 ちなみに黄色中隊もハセガワから両方のキットが発売され、F-14という元々人気の機種で商品化の多い関係上ラーズグリーズ隊も商品化される機会は多い。 7発売で復刻されたワッペンはメビウス・黄色・ラーズグリーズの3部隊が再販されるなどこの3部隊は特に人気が高くシリーズの顔となっている。 俺達は戦争に勝ったのか? わからん だれが勝ったかは、歴史が決めることだ だが1つだけ言えることがある 英雄は確かに存在する 俺達の目の前にな こっちの修正はやつらより速い!追記を許可する! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ついにメビウス1の記事ができたか -- 名無しさん (2015-03-03 17 34 50) 普通にプレイしているだけなのに、作中でどんどん化け物扱いされていって面白かったなw -- 名無しさん (2015-03-03 19 19 31) 後に単機で反乱軍すら鎮圧した空の覇者(正確にはスカイアイとのタッグだけど) -- 名無しさん (2015-03-03 20 59 51) サイファーとの同一人物説もあるよな -- 名無しさん (2015-03-03 21 00 34) ↑ ロマンはあるね。でも、年齢とか年代を考えるといささか… -- 名無しさん (2015-03-03 21 19 53) ↑サイファーがメビウスを鍛えたアグレッサーだったら燃えるんだけどな -- 名無しさん (2015-03-03 22 34 58) 圧倒的な強さを誇ったサイファー とてつもない成長速度のブレイズ メビウス1に並び立つ主人公は数多くいるけど、ヒーロー性はやっぱメビウス1かな 容赦ない刺客の魔の手から旅客機を颯爽と助けたりとか おぼろげに語られているメビウス1の過去も気になるよな -- 名無しさん (2015-03-03 23 47 49) 結局、5のアーケード以降、復隊したのかな? -- 名無しさん (2015-03-04 11 04 55) 個人的にはゼロよりXの方がメビウス1の匂いがする -- 名無しさん (2015-03-04 13 32 52) 流石に関連人物の項はいらないんじゃないかなぁ…ACE4のほうで足りてるし実質サイファー説専用みたいになってるし -- 名無しさん (2015-03-04 19 36 27) ↑2 グリフィス1か。でも、ISAFの慰留を断ってオーレリアに行ったのに、また現役復帰っていうのも…それに、詳しくないからよくわからんが、退役軍人が他国の軍人になれるもんなのか…? -- 名無しさん (2015-03-04 21 17 46) メビの年齢を20代だと仮定すれば、同僚の誰かがX(グリフィス1)の時代でも、30代、40前半とまだ活躍できそうな… -- 名無しさん (2015-03-04 23 37 57) ↑4グリフィス1が元メビウス隊の誰かなんじゃないか(≠メビ1)って妄想しながらプレイしてたわ -- 名無しさん (2015-03-04 23 42 24) その過去 最後の一文がなんだか悲しいな。言われてみれば1年でメビウス1にとってリボンの意味が正反対になっちまってるんだもんなぁ -- 名無しさん (2015-03-05 00 15 48) 「何か」ってなんなんだろうな ベルカ戦争かとも思ったけど、年代的に無理あるしなぁ 基地を狙ったテロあたりで町が巻き込まれて・・・・って感じかな -- 名無しさん (2015-03-05 00 38 42) やっぱユリシーズじゃね。大災害だったみたいだし -- 名無しさん (2015-03-05 01 00 14) 気まぐれに立てた項目が短期間にここまで充実するとは…やっぱ人気だったんだなぁ -- 名無しさん (2015-03-05 15 59 52) 思い返せば穴の中にある武器兵装だのドックの中の戦艦だの、峡谷の中すれすれに飛行して敵部隊の撃退とかかなりむっちゃくっちゃな任務が多かったななー。vitaでリメイク版出ないかな? -- 名無しさん (2015-03-05 16 20 05) Zeroで敵エース小隊を撃墜しつつ後ろからかっとんできたのはしびれた -- 名無しさん (2015-03-07 16 55 35) 四機を一瞬で撃破したのはビビった そしてその後の変態機動よ -- 名無しさん (2015-03-13 10 00 09) ユリシーズだったのかね、何かってのは だとしたらメガリスに挑んだってのは因果だな -- 名無しさん (2015-03-13 11 51 20) そもそもメビウス中隊はノースポイントまで撤退するほどのゴタゴタで生まれた寄せ集めチームで隊長?のメビウス1以外はメガリスまで以前のコールサインを使ってたとからしい。(機体も寄せ集めだから整備が不十分だったとか) -- 名無しさん (2015-11-09 20 41 59) つづき おそらく新人っぽいメビウス1が -- 名無しさん (2015-11-09 20 43 08) なぜか誤送信…… おそらく新人っぽいメビウス1が隊長なのは他の隊長格は第一次ストーンヘンジ攻撃ので全滅していなくて他のベテランが生き残ったけど今までの隊長を慕っていてなる気が無くてメビウス1が白羽の矢が立った?とかも言われてた -- 名無しさん (2015-11-09 20 47 38) 二次創作では優しい人物像で描かれることが多いよね まさに本当に強いヤツは誰よりも優しい -- 名無しさん (2016-11-26 22 39 51) メビウス1とアナトリアの傭兵、どちらも好きだが片方の終わり方が切なすぎる・・・ -- 名無しさん (2016-12-12 21 02 09) リボン付き繋がりでAC6の天海春香機にもリボン(メビウスマーク)付いてるんだよな。 -- 名無しさん (2017-02-05 15 58 54) メビウス1とアナトリアの傭兵、どちらも好きだけど世界情勢が悪すぎる 片方は英雄とされたが、もう一方は都合のいい恐怖として使われて最後には刺客を送られて故郷を潰され・・・ -- 名無しさん (2017-06-25 20 21 01) 7のVRモードでまた彼の勇士が拝める(てか操作できる)ようだがVRか...なんとかコントローラーでも出来ればありがたいのだが...流石にこのためにVR買えるほど左団扇じゃ... -- 名無しさん (2019-01-12 19 15 56) ↑VRは高額だしミッションも3つしかないけど、遊園地のアトラクションに乗ってるかのように錯覚するのでオススメよ。マジで座席が傾く。コントローラーは通常のもので大丈夫 -- 名無しさん (2019-04-05 16 29 57) 自由エルジアを潰すためにはISAF空軍一個飛行隊の戦力が必要だ→メビウス1にはISAF空軍一個飛行隊分の作戦遂行能力がある→ならメビウス1一人でいいよね、ってなんかおかしくない…?おかしくない⁉ -- 名無しさん (2019-07-07 12 49 15) ↑どこもおかしくはない(思考停止) ミハイとの戦闘は見て見たかった。死神対天空の王…… -- 名無しさん (2019-07-17 11 10 54) 戦艦タナガーの艦長はメビウス1だけでなく後に三本線と対峙する事に…… -- 名無しさん (2019-11-27 10 18 55) 大体、戦闘機乗りから離れる歴代の主人公としては珍しく、本編後も戦闘参加し続けている珍しい例よね -- 名無しさん (2024-02-17 21 30 57) ↑ 戦後速攻で所属基地に帰ったグリフィス1とか、稼ぐためには戦わないといけないアンタレスとか… -- 名無しさん (2024-05-27 21 04 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/13004.html
今日 - 合計 - エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時18分35秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/117.html
エースコンバットX2 ジョイント・アサルト エースコンバットX2 ジョイント・アサルトID+ゲーム名 所持金最大 任務報酬最大 機関銃残弾999 基本兵装&特殊兵装残弾99 ミサイル連射 特殊兵装連射 ミサイル連射、プログラムコード版 全機体所持、全兵装(所持&購入可)、全カラー(6色) キルレート全機体100% 兵装全開 パーツ全開 パーツ制限解除 エンブレム全開 シングル勲章全開 ミッション全開 ミッションALL Rank S 無敵(動作確認済み) 無敵解除 無敵 無敵解除 全機体兵装変更 対空ロック速度Up 対地ロック速度Up ID+ゲーム名 _S NPJH-50263 _G Ace Combat X2 Joint Assault 所持金最大 _C0 MONEY MAX _L 0x2041758C 0x3B9AC9FF 任務報酬最大 _C0 MAX Credits Score _L 0x202BCB7C 0x3B9ACA00 機関銃残弾999 _C0 Gun 999 _L 0x204024AC 0x00000320 基本兵装&特殊兵装残弾99 _C0 Inf Weapons _L 0x104024A2 0x00000063 _L 0x104024A4 0x00000063 ミサイル連射 _C0 Rapid fire [Missile] _L 0xE0020FFF 0x204024D6 _L 0xD04024D6 0x00300002 _L 0x104024D6 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024D8 _L 0xD04024D8 0x00300002 _L 0x104024D8 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024DA _L 0xD04024DA 0x00300002 _L 0x104024DA 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024DC _L 0xD04024DC 0x00300002 _L 0x104024DC 0x00000001 特殊兵装連射 _C0 Rapid fire [SP Weapon] _L 0xE0020FFF 0x204024DE _L 0xD04024DE 0x00300002 _L 0x104024DE 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E0 _L 0xD04024E0 0x00300002 _L 0x104024E0 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E2 _L 0xD04024E2 0x00300002 _L 0x104024E2 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E4 _L 0xD04024E4 0x00300002 _L 0x104024E4 0x00000001 ミサイル連射、プログラムコード版 _C0 Rapid Fire _L 0x201C7290 0x3C020001 全機体所持、全兵装(所持&購入可)、全カラー(6色) _C0 all Unit _L 0x404175A0 0x002C0001 _L 0x7F803FF3 0x00000000 キルレート全機体100% _C0 Kill rate _L 0x40418D18 0x002C0010 _L 0x000F423F 0x00000000 兵装全開 _C0 WEAPON ALL _L 0x804175A1 0x002C0002 _L 0x1000003F 0x00000000 パーツ全開 _C0 All Parts _L 0x40417704 0x000F0001 _L 0x03030303 0x00000000 _L 0x20417740 0x00030303 パーツ制限解除 _C0 Part for all _L 0x201CF6F0 0x24020001 エンブレム全開 _C0 EMBLEM ALL _L 0x80417740 0x00780001 _L 0x10000003 0x00000000 注意:EMBLEMを使用するとTACネーム(名前)が表示されなくなる シングル勲章全開 _C0 All Medals single _L 0x20418C84 0x0003FFFF ミッション全開 _C0 All Mission _L 0x200F1E0C 0xAC540CA8 ミッションALL Rank S _C0 All Rank S _L 0x404178D8 0x02600002 _L 0x0001869F 0x00000000 _L 0x404178DC 0x02600002 _L 0x00000001 0x00000000 _L 0x404178F0 0x00980008 _L 0x63006303 0x00000000 _L 0x404178F4 0x00980008 _L 0x00000000 0x00000000 無敵(動作確認済み) _C0 muteki _L 0x201c0830 0x02601021 無敵解除 _C0 muteki kaijo _L 0x201c0830 0x02741023 上のコードで出来ない人は 無敵 _C0 muteki _L 0x201c0E30 0x02601021 無敵解除 _C0 muteki kaijo _L 0x201c0E30 0x02741023 全機体兵装変更 _C0 LGWM Change _L 0x40A4C8B4 0x002c001d _L 0x009600XX 0x00000000 _C0 HVWM Change _L 0x40A4C8C0 0x002c001d _L 0x009600XX 0x00000000 上は軽量ミサイルを下は重量ミサイルを任意の兵装に変更出来る。 XXの値 00 GUN (LSWM ボーイングで撃てるやつ) 01 STDM 02 STDM 03 STDM 04 STDM 05 STDM 06 HACM 07 LGWM 08 HVWM 09 MSSL 0A UGB 0B UGB 0C UGBL 0D NPB 0E FAEB 0F BDSP 10 RCL 11 LAGM 12 LASM 13 SOD 14 GPB 15 XAGM 16 SAAM 17 QAAM 18 XMAA 19 XLAA 1A SFFS 1B ECMP 1C TLS 1D ODMM 1E LSWM 1F SASM 20 IRCM 対空ロック速度Up _C0 Air-to-Air lock on speed up _L 0x20402944 0x40000000 対地ロック速度Up _C0 Air-to-Ground lock on speed up _L 0x20402948 0x40000000
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34236.html
登録日:2016/04/26 (火) 09 36 58 更新日:2024/04/03 Wed 16 35 00NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 R-103 XFA-36A みんなのトラウマ ウロボロス エスコントンネル エスコンミッション項目 エレクトロスフィア エースコンバット エースコンバット3 ゲイム ジオフロント ゼネラルリソース デルフィナス ナイトレーベン ニューコム バーティゴ多発地帯 ラストステージ 元凶トンネル 陸のACではない ジオフロント(Geofront)とは「地下空間」や「地下都市」を指す言葉であるが、 本項ではフライトシューティングゲーム『ACE COMBAT 3 electrosphere』に存在する同名のマップ(ゲームステージ)を紹介する。 また、本項ではこのマップを舞台とする4つのミッション(ゲームステージ)についても記載する。 概要イーオン・ジェネレーター 災害用起爆システム MISSION31:GEOFRONT ATTACK/ブレイク・ダウン攻略 結末 MISSION46:PURSIST/ナイトレーベン追撃攻略 MISSION51:TUNNEL VISION/ジオフロント・パス攻略第1パート:一度目の分岐まで 第2パート:分岐ルート 第3パート:分岐ルート通過から二度目の分岐まで 第4パート:分岐含む広大な空間 MISSION52:SOLE SURVIVOR/悪夢の最後に攻略 エンディング スタッフメッセージ 概要 USEA大陸北東部のセント・アーク半島に位置する、ゼネラルリソースの一大地下都市。かつて隕石の落下で壊滅した地方に建造されている。 公式ガイドブックの直近10年間(2030~2040年)の年表には記載されていないところからすると、完成からは少なくとも11年以上が経過している模様。 『04』を先に遊んだ人ならば、3rdミッションの舞台だったシェスナ山レーダーサイト「北の目」を思い出していただきたい。シェスナ山から海峡を挟んだ南の半島が、大陸から脱出しようとするISAF残存戦力が集結していたセント・アークである。 『3』の開発当時に後作の設定が上がっていたかはわからないが、「小惑星の落下に見舞われた2004年のUSEA大陸」という設定の『04』とは上手いことリンクしている。シェスナ山のクラシンスキークレーター、セント・アーク南のフェイス・パークのマッケンジークレーター、ユージア海を挟んで東のノースポイント諸島のアンダーソンクレーターと、『04』でこの辺りにやたらと隕石が落ちているのは『3』の設定を意識したのだろうか。 内部形状は正方形で、地面の高低差はほとんどない。地上には数階建のビルと高架道路がIC基板の様に張り巡らされ、天井は40基のシャフトで支えられている。 内部は異常に広く、戦闘機がフルスロットルで飛ばしても横断に数十秒かかる。ニューコムの海上移動都市メガフロートよりもデカい。 恐ろしいのは天井までの高さで、高度計から推測するに1913mはある。高い機動力を持った機体なら辛うじて宙返りも可能なほどだ。 地上(海上)とは、これまた非常に長く、やはり戦闘機が飛行可能な大きさのトンネルで結ばれている。 このトンネルはゲームの都合上やたらと入り組んだ構造になっている。住民や物資の移動はどうしているのだろう? ムービーではゲーム中に登場しない区画も描かれているので、複数のトンネルが設けられ、中には途中で外に出られるものも含まれていると考えるのが自然か。 大企業が有する機動兵器の戦闘に適した大きさを持つ地下都市……。これなんてアマコア? イーオン・ジェネレーター 大気中にイーオン粒子を放出して空気清浄を行うジェネレーターはここにも設置されている。 開放式のポート・エドワーズ・ジェネレーターとは違い、ジオフロント・ジェネレーターは壁やシャフトに埋め込まれているのか、戦闘機では破壊することができない。 万一やられると都市機能に深刻なダメージを受けてしまうせいだろう。 当然、イーオン粒子を吸収して推進力に変換するイーオン推進システムも機能する。 災害用起爆システム 要は有事に備えた自爆装置で、特定のシャフトに設置されている。 通常は時限式のようだが、戦闘機などでタイマーシャフトを破壊すれば強引に起動できるようだ。 災害用とはいうものの、実質的には機密保持の焦土作戦用と言って差し支えない。きたないなさすがゼネラルきたない。 ※以後、各ルート後半のネタバレが存在するので注意※ MISSION31:GEOFRONT ATTACK/ブレイク・ダウン KEITH: コソコソしやがって。おいっ! 奴はジオフロントに逃げる気だぞ! GRDF COMMANDER: ジオフロント内部に設置してある十個の災害用起爆システムを開放した。 これら全てに機銃を撃ち込んでジオフロントを崩壊させ、ナイトレーベンを巻き込む作戦を敢行せよ。 ゼネラルリソースルートにて行うミッション。クーデター軍「ウロボロス」の中核である空中空母を撃墜したプレイヤーとキース・ブライアンだが、空母からは2機の未確認戦闘機が脱出していた。 一機はクーデターの首謀者で、キースのかつての盟友アビサル・ディジョンの機体。そしてもう一機は、ニューコムの海上移動都市メガフロートを一撃で葬った「ナイトレーベン」。ディジョン機は姿を消し、プレイヤー達はひとまずナイトレーベンを追撃する。 そんなプレイヤー達に、GRDF司令部はナイトレーベン排除を目的とした作戦を実行するよう命令する。 それは、「ジオフロント各所の災害用起爆システムを起動させ、崩壊するジオフロント諸共ナイトレーベンを葬り去れ」というとんでもない内容だった。 なお、このミッションは前回のミッションの戦績によって追加される派生ミッション。 空中空母から脱出したナイトレーベンに一定のダメージを与えていた場合、このミッションが追加されることになる。 搭乗機は前回のミッションから引き続き、ゼネラルルート最上位機種のXFA-36Aゲイムで固定される。 攻略 どうやらゼネラル上層部はナイトレーベン一機を墜とすために、ジオフロントそのものを巻き添えにしても惜しくはないという決断を下したようだ。どんな判断だ(*1)。 プレイヤーは指定された10基のシャフトを破壊して回り、キースがナイトレーベンの足止めを担当する。 シャフトはミサイルロックオンが不可能なので機銃で破壊するのが手っ取り早い。破壊後には千切れたケーブルが垂れ下がっているが、破壊後の当たり判定は極端に小さいので、無理に回避を考えなくてもよい。 本作戦におけるナイトレーベンは無敵状態で、ダメージを与えることはできない。イーオン推進システムによって機動力もけた違いに上昇しているため、そもそも補足自体が困難だ。 ナイトレーベンはシャフトを破壊するプレイヤー機のみを狙ってくるため、キースは完全に役立たずと化す。辛うじて後ろに喰い付いているだけで何もできない。 ナイトレーベンはミサイルこそ撃たないが、代わりにレーザーキャノンをガンガン照射してくる。後ろから飛ぶ緑の光線と飛翔音はものすごく心臓に悪い。 馬鹿正直に一直線に飛んでいると照射ダメージを満額貰って一撃死するため、適度にケツを振りながら飛ぶのがセオリー。 だが、ナイトレーベンのロジックは地形への激突を避けるように組まれているため、一定の高度帯のみしか飛行しない。 この仕様を突いて超低空か天井擦れ擦れの高度を飛行すれば、射線軸合わせのタイミングが著しく減少し、攻撃頻度が激減する。 低空飛行の方が効果的だが、ビルや高架道路に激突する危険も増えるので慎重に。 Aランククリア条件は全シャフトを3分59秒以内に破壊すること。 結末 お察しの通りナイトレーベン逃げます。ジオフロント無駄死に。 そもそも破壊担当者の生還を前提としている時点で目標に逃げられるのも当然な気が……。立案者と指揮官は首を吊れ KEITH: まだ墜ちないのか! なんてヤツを造ったんだ! それアンタの会社が10年ほど前に作ったヤツなんすよ……。 あっ、だからなんとしても破壊したかったのか。 MISSION46:PURSIST/ナイトレーベン追撃 CYNTHIA: 逃げたコウモリを追う!これで終わりにするっ。 ニューコム・ウロボロスルートのミッション。寝覚めの悪い夢から醒め、ウロボロスから離脱したシンシア・B・フィッツジェラルドと、それを援護するプレイヤー。 メガフロートはナイトレーベンに沈められてしまうが、空中空母スフィルナとディジョン機の撃墜に成功した2人は、地下へ逃げるナイトレーベンを追った。 搭乗機は前回のミッションから引き続き、ニューコムルートの最上位機種であるR-103デルフィナス#3(D#3)で固定される。 攻略 ジオフロント内でナイトレーベンを追い詰める。 高性能な敵機に追われながら立体的な機動はほぼ無理なので、完全な平面機動のみで対応することになる。しかし、実は滅茶苦茶簡単な攻略法が存在する。 全速力で距離を取り、反転して真正面からすれ違う瞬間に全弾を斉射するヘッドオン戦法だ。難易度HARDでも3~4回繰り返せばやっつけることができる。 自信があるならロールや速度調節を駆使したガチンコ勝負を挑んでみるのも一興だろう。 一定ダメージを与えるとミッションクリアとなり、N・ウロボロスルート最終話の『SELF AWARENESS/サイモン再び』へ連続する。 Aランククリア条件は2分59秒以内での目標達成。 目立つ台詞もイベントもなく、ただ「地下で戦うだけ」と、正直影が薄すぎるミッション。初稿執筆者も下書きから投稿まで完全にスルーする無様である。 CYNTHIA: どこ……?! MISSION51:TUNNEL VISION/ジオフロント・パス NEU OPERATOR: 撃墜したスフィルナから脱出する機影を二機、確認しました。一機は例の正体不明機です! ジオフロントの通路へ逃げ込んだ二機を追撃してください。 ニューコムルートのミッション。 ウロボロスの空中空母を撃墜したプレイヤーとフィオナ・C・フィッツジェラルドだが、空母からは例の2機が脱出していく。 クーデターに加担した姉のシンシアを、自分たちで殺すことになってしまったフィオナは、ディジョンへの復讐心を燃やしてジオフロントへ突入していくのだった。 搭乗機は前回のミッションから引き続き、ニューコムルートの最上位機種であるD#3で固定される。 なお、ミッション冒頭のムービーだが、以前のミッション「RESISTANCE」で特定の条件を満たせず、「RADIO SILENCE」を経由しないでこのミッションに来た場合(正確には「RESISTANCE」のミッション達成度がDランク、または「RESISTANCE」をクリアしていないとき。後者はとある条件下で発生しうる)、NEUの指令が終わった後にフィオナのセリフが追加される。 攻略 FIONA: あのどちらかに……絶対、ディジョンが乗っている。元凶めっ! 通称:元凶トンネル。 シリーズ恒例となるトンネル潜り面の元祖(*2)であり、それでいて最も長くかつ最も複雑なコースである。 敵は存在せず攻撃を受けることはないのだが、緑がかった薄暗い壁面、いくつかのギミック、唐突に広がる後半部の空間が絶妙に距離感と平衡感覚を狂わせてくる。 空間把握力が高く3Dゲームに慣れた人ならあっさり抜けられるが、ハマる人はとことんハマってしまうのが特徴。アドリブ要素は薄いので、とにかくコースを覚えることが大切。 コースは大きく分けて4パートに分けられる。 第1パート:一度目の分岐まで 2枚横並びのシャッターが等間隔に配されている。接近するとどちらかがランダムで即座に閉じ、もう片方は徐々に閉まっていく。 遅く飛ぶと道が完全に塞がってしまうため、最低でも速度1400は出す必要がある。 焦ってロール&ピッチアップで旋回すると途端にバーティゴを起こす。中央の障壁ギリギリを飛び、ヨーだけで進路を決定しよう。 D#3の加速力ならばどちらのシャッターが閉まったのか確認してからでも十分間に合う。 第2パート:分岐ルート 最初の難関。シャッター地帯を抜けると道が左右に分かれる。 右ルートは左右のカーブが連続する。PSポリゴン独特のテクスチャで進路が判断しづらい。 左ルートはほぼ直線だが、どうやら掘削途中の作業道らしく、機体が辛うじて通れるだけのスペースしかない。嫌らしいことに垂直方向に僅かな起伏があり、ただ一直線に飛ぶだけでは地面か天井にぶつかってしまう。 どちらのルートも一長一短だが、初めての場合は右ルートを推奨。左ルートは壁への接触判定がわかりづらく、見た目に反してかなりシビア。 ほんのかすり傷でも即爆発するため、「何時どの壁に当たって死んだのか」がはっきりわかる右ルートの方が精神衛生的に良い。 第3パート:分岐ルート通過から二度目の分岐まで 第2の難関。再び直線のシャッター地帯に入る。今度は3枚に増えているが、基本は第2パートと変わりない。 ただし、シャッターの閉まり方によってはロール&ピッチアップを行わないと間に合わない場合が出てくる。 一番左のシャッターを抜けた後に、左と中央のシャッターが閉じるのを見た時なんて、もう……。攻略には運も絡んでくる。 第4パート:分岐含む広大な空間 シャッター地帯を抜けると左右に細い通路がわかれ、そこを抜けて合流するとまた同じように通路がわかれている。難易度EASYの場合はここで終了。 問題はNOAMAL以上の場合。第3の難関。この2番目の選択後、風景が様変わりする。 これまでよりも広い空間に入るが、照明が少なく、壁も黒いのでどこを飛んでいるかを見失いやすい。 おまけに不気味なライムグリーンに光る謎のブロックが上下左右から伸びており、道を塞ぐと共にプレイヤーの上下感覚を本気で麻痺させようとしてくる。 2番目の分岐点ではコースも分岐する。右ルートは右側に蛇行した形となるが、ブロックの数が少なく空間に余裕がある。 左ルートはほぼ直線だが、ブロックが多い。やはり初めての場合は右ルートを推奨する。 『3』では難易度に関わらず機銃弾は無限の為、道がわからなくなりそうならばとりあえず発砲し、前方が塞がれていないかを確認する小技が使える。 また、『3』では自機の未来位置を表示してくれる速度ベクトルという計器があるので、これも有効に活用したい。 通路を抜けると再び合流し、最後の極細トンネルに入ればクリア。次のミッションへ連続する。 ただし「TO BE CONTINUED」の表示が出ても、操作可能な状態で壁にあたると死ぬので最後まで気を抜かないこと。 また、実はこのトンネルの出口は一見「光り輝く地下都市」が映っているが、実はそれっぽく描かれたポリゴンで塞がれているため、調子に乗って余り早く飛び過ぎると激突死する(タイムアタック狙いのスピードプレイ、しかも高高度攻撃機やジオペリアでもないと起こりえないことではあるが)。 Aランククリアには全行程の3分59秒以内の突破が求められる。 FIONA: 何処へ行ったの?! アイツ……! MISSION52:SOLE SURVIVOR/悪夢の最後に FIONA: 見つけた! ……速い! NEU OPERATOR: 例の機体はジオフロント内のイーオン・ジェネレーターによって性能を高めている事が判明しました。 そこで、研究員サイモンの提案によりイーオン・ジェネレーターにハッキングを仕掛けます。 このタイミングで例の機体を破壊……タイミングはHUDにて指示を出します。 これが成功すれば、ウロボロスは鎮圧できると確信しています。貴君の戦果に期待します。 ジオフロント・パスから連続するミッション。ニューコムルートの最終話である。 機体は当然、D#3が続投する。 攻略 1次攻撃ではナイトレーベンとの決着をつける。ハッキングは30秒のインターバルを置いて、30秒間継続する。 インターバル中のナイトレーベンは超機動で一切の攻撃が当たらない。素直にハッキング再開を待とう。 ナイトレーベン撃墜後の2次攻撃ではディジョン機を始末する。こちらは最初からガチンコ勝負。 Aランククリア条件は8分59秒以内での敵機殲滅。『ナイトレーベン追撃』の戦法がそのまま通用する。D#3のスピード性能ならば十分間に合う。 ディジョン機の撃墜をもってクリアデモが入り、エンディングへ突入する。 余談だが、このゲームにおいて敵機が墜落するグラフィックは 空中で爆発 空中で火を噴き爆発 黒煙を上げ地上に落下して爆発 の3パターンがあるのだが、ジオフロントには「地上に落下して爆発」の判定がないのか、ディジョン機が黒煙を上げて墜落するパターンだと地上に落下した後地上を滑る様子が見られる。空港の着陸に失敗してローリングしながら爆発する飛行機の事故映像がたまにあるがあんな感じ。 DISION: 助けてぇぇぇ……ヨーコぉぉぉぉぉ! FIONA: ……帰ろう。もう、ここには何もない。この空には。 私達ずっと一緒だったね。今までありがとう。こんな私の事、何度も助けてくれて。 私、ニューコム辞める。だから、このランデブーが最後のフライト。 この空とキミを忘れない。それから、シンシアのいた空…… エンディング ナイトレーベン墜落現場の空撮。コフィンに横たわるパイロットは既にショック死しているのか、その瞳は虚ろに見開かれていた。 ――ニュース画面が消える。雨のアパート個室で、フィオナはかつて姉と撮った写真を悲しく見つめていた。 だが、突然モニターが再点灯する。不明ユーザーからの着信。電脳化を果たしていたシンシアからのビデオメール―― フィオナが生存するのはこのニューコムルートだけだが、正直言って全5種のエンディング中、最も後味が悪い結末。 本懐を遂げたシンシアの笑顔と、“生存”していた姉の馬鹿さ加減に絶望したフィオナの遣る瀬無さが非常にむかっ腹の立つコントラストを醸し出している。 ラストのフィオナの嗚咽、若しくは笑いが不気味すぎる。 ちなみにフィオナが使っている3Dフォトビューア(背景は画面上に投影し、メインの被写体は3D表示してくれるアルバム)はゼネラル製。 かつて23歳だった姉がゼネラルに所属し、19歳の自分もゼネラルに入社しようとしていた頃の名残である。 スタッフメッセージ 「PrayStationナムコ公式ガイドブック エースコンバット3 エレクトロスフィア」より。 ●モデリング・前田浩一郎: 開発中に事故って入院しました。おかげで思い出の開発となりました。 心残りなのは、トンネル面でコーク・スクリューを消してしまったこと。 エースの操舵の全てを駆使して飛ばないと抜けられない、アドレナリン出っぱなしの場所だったのですが……残念です。 ●テクスチャー・佐藤義彦: 主にジオフロントへ通じる(縦穴&横穴)トンネルとドームのある都市、メガフロートのテクスチャーを描きました。 皆さん張り切ってトンネル内のシャッターに激突してくださいね~。 ●テクスチャー・長谷川太郎: ドームのある都市の空港、ジオフロントへ通じるトンネルの入り口、通路を書きました。 頑張りました。 勉強になりました。 どうですか? いいですか? ……前田氏には悪いが、コークスクリューが変更されてよかった。 はい、フィー。きっとあなたの事だから、今ごろは項目荒らしの事でひどく落ち込んでるんでしょうね。 ──でも、あの時は仕方なかった。 誰が悪いワケでもない。むしろ、感謝してる。あなたが、私の項目を完全削除してくれたから。 私は私の夢だった新規作成が出来たんだし。 ──あなたは多分、これを聞いても信じないかもしれない。でも、アニヲタWIKIは確かにある。 そして…………素晴らしい。 追記・修正は、肉親と撮った写真スタンドを叩き壊してから―― △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジオフロント・パスの構造はデルフィナス#3が一番楽に飛行できるように設計されているように感じる。あと、変に減速するとリズムが狂うので加速しっぱなしの方が楽な場合も。 -- 名無しさん (2016-04-26 11 26 36) イージーだと後半省略なのか…イージーで遊んだことがないから知らんかった…… -- 名無しさん (2016-04-26 12 22 57) あ、記事よく見たら「PURSIST/ナイトレーベン追撃」が欠けてる。まああのミッションは恐ろしく簡単だからネタがないんだけど…。 -- 名無しさん (2016-04-26 12 33 56) うおおおおっ! 完全に忘れてたぁ!! >ナイトレーベン追撃 -- 初稿執筆者 (2016-04-26 12 50 04) てなわけで追記。正直どの項目も粗だらけで、毎回毎回修正追記情報提供してくれるIP.202兄貴にはただただ多謝多謝です。 -- 初稿執筆者 (2016-04-26 13 05 53) これってなんてアマコア?···でもエースコンバット5でまさかの「騙して悪いが」をやっちゃうんだよね。「これそっちのACじゃないから!」と突っ込んだ人は多いんじゃないだろうか -- 名無しさん (2016-04-26 16 17 00) ↑×2 シンシアルートはぶっちゃけ他4ルートと比べると印象に残るネタが少ないせいで影が薄いからね。それこそ(主に声のせいで)胡散臭いサイモンと年増萌えくらいしか(キャウンション、ミサイルアラート -- 名無しさん (2016-04-26 18 29 44) エスコン3をやって"AC違い"を感じたのは俺だけじゃなかったようだなw -- 名無しさん (2016-04-26 18 38 56) ジオフロント・パスをブラックバードでかっ飛ばした当時の俺。・・・今思うとどうやって飛んだんだと頭を抱える -- 名無しさん (2016-04-27 10 18 28) 唯一の生存ルートがこの結末なフィーには同情を禁じえない。 -- 名無しさん (2016-04-29 15 04 42) トンネル潜りはこれが元祖かな?2にも一応トンネルあったけど一直線で大した難易度じゃないし。 -- 名無しさん (2016-05-01 01 47 38) 2のトンネルは隠し最終面に途中で分岐してるやつがあったような。分岐が見づらくて機銃orミサイル当てないとわからなかった。 -- 名無しさん (2016-12-12 23 43 36) まだ子供の頃、実家で初エスコンであるコレをプレイしていて辿り着いた初エンド(フィーを生かしたかった)が寄りにも寄ってニューコムEND。隣で見ていた兄貴が一言「・・・バッドエンドじゃね?」 ・・・仰る通りです、はい -- 名無しさん (2017-08-01 10 29 46) ↑同じく初エンドがこれ。小学生だった頃は分からなかったが今見ると・・・ -- 名無しさん (2018-03-08 17 47 22) レモラで元凶トンネルくぐり抜ける変態(褒め言葉)もいるんだから世界は広い -- 名無しさん (2020-08-06 10 20 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4585.html
ACE COMBAT X Skies of Deception 概要 ストーリー 特徴(兼評価点) 痛快なストーリー 据え置き機作品に匹敵するボリューム 豊富な機体数 難易度 サウンド グラフィック・演出 賛否両論点 難易度(賛否) ストーリー(賛否) 問題点 操作性の悪さ 機体関連 チューニングパーツの入手条件 ボイス関連 その他問題点 総評 余談 ACE COMBAT X Skies of Deception 【えーすこんばっとえっくす すかいずおぶでせぷしょん】 ジャンル フライトシューティング 高解像度で見る 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 アクセスゲームズ 発売日 2006年10月26日 定価 5,040円 廉価版 PSP the Best 2007年9月20日/2,800円 判定 良作 エースコンバットシリーズ 概要 エースコンバットシリーズの国内向け第7作。国内向けとしては初の携帯機用タイトルである(*1)。ちなみにサブタイトルの"Skies of Deception"は訳すると「偽りの空」を意味する。 今作も『04』以降のエースコンバット世界観内でのストーリーとなる。 『04』は2004年、『5』は2010年、『ZERO』は1995年、今作は2020年の出来事を描いている(*2)。 また、携帯機作品らしくマルチプレイモードも搭載。4人までの通信対戦が可能となっている。 ストーリー 南オーシア大陸の南端に位置する、南半球の国・オーレリア連邦共和国。寒冷な気候ながら地下資源が豊かなこの国は、戦乱とは無縁の生活を送っていた。だがその平和は、内乱が終結したばかりの隣国・レサス民主共和国の突然の侵攻によって打ち破られる。「長年にわたる、オーレリアによる搾取への報復」という大義名分と、空中要塞グレイプニルの圧倒的な破壊力を持って攻め寄せるレサス軍に、その侵攻を全く予期していなかったオーレリアは、なすすべなく陥落した。…片田舎の、たった一つの基地を除いて。オーレリア南西部に位置するオーブリー基地。その地に所属する航空部隊「グリフィス隊」は、レサスに一矢報いるため大空へと飛び立った。だがそれは、敵との戦力差を見せつけられ、さらなる長い戦いへと踏み込まざるを得なくなる無謀な作戦となる。一方オーレリアの首都グリスウォールでは、戦争取材に訪れていた海外記者が小さな疑問を抱いていた。「この戦争の真の狙いとは…?」思い付きから始めた取材は、やがてレサスの思惑へと近づいていく。 特徴(兼評価点) 痛快なストーリー プレイヤーはオーレリア空軍のパイロット。コールサインは「グリフィス1」。ほとんど制圧されてしまったオーレリアを再び解放するべく、いくつもの超兵器を抱えるレサスとの戦いに挑む。なお、今作の主人公はシナリオの最後までオーレリアの正規軍人である。 後半へ進むにしたがって盛り上がるミッション・シナリオ構成は王道ながらも明快かつ痛快で、高く評価されている。 ミッション中にアドバイスを行うのは、新人通信士の「ユジーン・ソラーノ(*3)」。常に敬語で友軍をサポートしてくれるので、シリーズでは珍しい存在。 グリフィス1のファンだと発言する「ファルコ1(*4)」や、民間人の寄せ集めであるレジスタンス「オーレリア解放同盟」など、ユジーン以外にも印象的な仲間が多い。特に後者は、一部のミッションで思わぬ活躍を見せることで人気。 世界観の設定上か、いわゆる『第6世代』に相当するであろう架空機が実在機と同様に登場する。 超兵器の登場はシリーズの伝統となりつつあるが、時系列的にかなり未来に位置する今作品ではさらに輪をかけた超技術が存在する(*5)。 据え置き機作品に匹敵するボリューム 本作ではルートの選択次第でミッション内容が変化するストラテジックAIシステムを搭載しており、同じエリアのミッションでもいくつものパターンが存在する。 要は一つのエリアマップを複数のミッションで流用しているだけなのだが、下記のように既視感を覚えさせない工夫が施されておりわざわざ「~システム」と銘打っただけのことはある出来となっている。 このシステムの影響で、ミッションの進め方によって難易度も大きく変化する。 また、ミッションに制約が付く場合もある。例えば、あるエリアで敵の特殊部隊を放置したまま進むとプレイヤーが奪還したエリアを逆に奪い返されてしまい、もう一度奪還するまで特殊兵装の弾数が半減してしまう。 このため、エリアが15しかないにもかかわらず、ミッションは全部で30+SPミッションの全31ミッションという据え置き機作品に匹敵するミッション数を誇る。 使い回しのようなものはなく、どのミッションもそれぞれで個性がある。今までにないイレギュラーなミッションも多い。 すべてのミッションをプレイするにはキャンペーンモードを最低3周する必要があるが、特定の順番でクリアしないと出現しないミッションもあるので、周回プレイをしても飽きにくい。 ストーリーの節目となるミッション以外はクリア必須ではないので、自信がないミッションは放置して進むこともできる。後述する一部ミッションは難易度が非常に高いので、初心者はこれらを放置する、もしくは出現させないように動くことも重要になる。 最短ルートでクリアするか、完全制覇を狙うかなどゲーム進行の自由度も比較的高い。1周では最少10ミッション、最大17ミッションとなる。 ミッション中は、HUDの要素として新たにMPG(多目的ゲージ)が追加された。これにより、ミッション中に友軍の被害状況や標的の撃破数など、ミッションの達成条件にかかわる情報を視覚的に確認しやすくなった。 豊富な機体数 使用可能機体は実在機32機、架空機8機の合計40機。『04』では21機、『6』で15機であったことを踏まえると、携帯機としては破格のボリュームである。F-4EやF-22、Su-37といった定番機の他にもYF-23AやX-29Aのような試作機、実験機まで様々な機体が使用可能。 それぞれの機体に3つの特殊兵装と4種類の塗装が用意されており、同じ機体でも性能や見た目が大きく変化する。 塗装の中には『2』のスカーフェイスカラー(XFA-27)、『04』のメビウスカラー(F-22)や黄色中隊カラー(Su-37)など過去作に登場した印象的な配色が用意されており、シリーズファンならニヤリとすること請け合い。 + 使用可能機体一覧。多いので格納 アメリカ機:F-4E(初期機)、A-6E、F-5E、F-16C、A-10A、F-14D、F-15E、F-15S/MTD、X-29A、F/A-18E、F-117A、F-16XL、F-35、YF-23A、F-22、F/B-22 日本機:F-1、F-2A ロシア機:MiG-29A、MiG-21-93、MiG-31、Su-27、Su-37、MiG-1.44、Su-47、S-32 ヨーロッパ機:JA 37、ミラージュ2000D、TND-F、ラファールM、グリペンC、タイフーン 架空機:XFA-24Aアパリス、YR-302フレガータ、XFA-27、XR-45カリバーン、YR-99フォルネウス、X-02ワイバーン、ADF-01ファルケン、フェンリア(ラスボス機) 今作初登場の架空機が豊富な一方で過去に登場した機体も使用可能。『2』からXFA-27、『04』からX-02ワイバーン、『5』からADF-01ファルケンと歴代架空機が一堂に会する。 SPミッションではスカーフェイス仕様のXFA-27とZ.O.E.仕様のファルケンが轡を並べてプレイヤーの前に立ち塞がるといったサービスも。 これまでの作品では架空機は隠し機体として扱われることが多かったが、今作では実在機と同じ扱いになっている。性能もやや抑え気味。 ワイバーン、ファルケン、本作ラスボスのフェンリアは性能が桁外れに高いが、入手タイミングは全て2周目の終盤以降。特にファルケンやフェンリアはSPミッションクリアや難易度ACEクリアと入手条件も相応に厳しい。 架空機はフェンリアを除きパーツ換装によるチューニングが可能。チューニング次第では大化けすることもある。 チューニングは一方通行ではなく、一箇所性能を上げると他の性能が下がることが多い。操作がピーキーになる代わりに機動性能を極限まで高める、スピードを犠牲にして装甲をガチガチに高めるなど、自分にあったチューニングを見つけるのも楽しみの一つ。 また、機体ごとに専用のパーツが用意されている。機体の長所をより強化するものが多いが、XFA-27には『2』の4連装通常ミサイルを再現する「4連ミサイルベイ」が用意されているといったファンサービスも。ちなみにこの4連ミサイルベイ、英語名は「Scarface MBS」である。 架空機8機のうち半数以上に当たる5機がコフィンシステムを搭載しているなど、見方によっては『エースコンバット3 エレクトロスフィア』へのつながりを意識しているともとれる。 難易度 難易度はイージー、ノーマル、ハード、エースの全4段階。 このうちエースはハードでキャンペーンモードをクリア後に選択できるようになる。 PS2三部作では6段階となっており、やり込みに時間がかかったが、4段階に減ったことでやり込みがしやすくなった。本作以降、『6』を除いて4段階が標準となる。 サウンド BGMは全体的にテクノ調。また、メインテーマの変奏曲が多用されている(この手法は『04』の頃から存在する)。本作のBGMには曲名が設定されていないので、以下で記述するものは仮称である(使用されているミッション名からファンの間で定着している模様)。 メインテーマはPVにも使用された「Prelude」。静かなイントロから盛り上がっていくのが特徴。 一番人気の「Alect Squadron」はメインテーマのアレンジであるロック調BGM。夕方の大海原での戦闘と言うこともあり、『2』の「Fire Youngman」を彷彿とさせる。 最終ミッション「End of Deception」のBGMは、シリーズでは珍しいロック調。架空機フェンリアとの激戦を盛り上げる。 シリーズ人気の要素である無線の演出は今作でも活躍。はじめは兵力差に物を言わせて余裕を見せていた敵が、やがて主人公を『ネメシス(凶星)』と呼び恐れるようになる様子が描かれている。 基地を奇襲されて狼狽える敵兵や、グリフィス1に舐めてかかっておきながら、圧倒的な戦闘力を見せつけられて焦りを見せるエリート部隊など、本作は何かと敵側の混線が多く入るのが特徴。 グレイプニルにおいては艦長のみならず乗員の台詞も聞くことができる。特に、あるルートで聞ける乗員の台詞《な、なんだ…。ウ、ウワーッ!》は、声優の棒読み気味な口調も相まって、本作屈指の迷言としてよくネタにされる。 グラフィック・演出 グラフィックはPSPとしてはかなり頑張っている。解像度こそPS2に及ばないが、オブジェクトの数やテクスチャは『04』を上回っている。 エリアのロケーションも、極地域の油田やグランドキャニオンを彷彿させる巨大な峡谷など多彩。特に首都・グリスウォールは超高層ビル「ガイアスタワー」と巨大加速器実験施設「アトモスリング」を擁する特徴的な街並みをしており、3つの異なるミッションを持ちながら飽きることのない景色を演出している。 閑話ムービーは『04』と同じく、セル画調の静止画を利用している。恐らくは容量節約のためと思われるが、なかなかの完成度である。 上述のセル画調ムービーを始めとして、本作は『04』を彷彿とさせる演出が多く盛り込まれている(*6)。 機体のコクピットもなかなか凝っている。中でもファルケンやフェンリアはコンソール上で機体の3Dモデルが回転する。 フェンリアに至っては機動に連動して回転するという力の入れようである。 賛否両論点 難易度(賛否) 一部のミッションは、イージーでプレイしても初心者にはまずクリア不可能なほど凶悪な難易度を誇る、初心者殺し・初見殺しとなっている。ただし、ゲームクリアには必須ではなく、ストラテジックAIシステムを活用すれば回避できるのが救い。これらのミッションは、覚えゲーの要素が強いやり応えのある内容となっている。 + ミッションの詳細 「Time Limit」 敵特殊部隊に再奪取された都市サンタエルバで、彼らが使用した化学兵器の神経ガスを中和弾NTRLで中和するミッション。要は『5』の「代償の街」と同内容だが、その難しさは段違い。 NTRLは構造上問題があるという設定で、急な機動で高負荷をかける(MPGで確認可能)と爆発し、たとえ耐久力がカンストした機体を使ったとしても即ミッション失敗となる。ガスを全て中和するまで、操縦には細心の注意を払わなければならない。 ガスは『5』の時と違って、時間が経つと毒性が強くなる(白から黄色へ変色する)。つまり、時間制限があり、もたもたしていると毒性が強まって街が壊滅となり、ミッション失敗となる。 未プレイの方にもわかりやすく例えると、外出先で急におなかを壊してしまいトイレに急がなくてはならないのだが、走ろうとしたらその途端に漏らしてしまいそう…という状況を想像して頂くとよい。いかに困難な状況であるか察しがつくであろう。 ガスの出現箇所は固定だが、一度に全て出現するのではなく、一つのグループを全滅させると次のグループが出現するという仕様となっている。場面によっては目の前に新たなガスが出現することがあり、投下が間に合わないと大回りして再度攻撃態勢に入らなければならず、操作ミスによるNTRL暴発や大幅なタイムロスに繋がる。 時間がかかると味方から《グリフィス隊!なにやってるんだ!早くガスを中和してくれ!》と言われるため、プレイヤーを大いに焦らせる。 極めつけは、中和中でも敵機が襲ってくること。単に最適なルートを見つけて中和するのみならず、この不確定要素を如何にしてやり過ごすかも重要。当然急旋回は不可能なので、予め撃たれても回避できる位置にいなければならない。ミサイルの直撃を受ければ、MPGが大幅に上昇し、最悪一撃で被撃墜となる。 要するに、丁寧な操縦と迅速な行動という相反する要素を両立させなければならないため、プレイヤーに求められるテクニックが多く、基礎が不十分な初心者では太刀打ちできない。 なおNTRLの弾数自体は非常に多いので、弾切れになって詰むことはまずない。 「A Diversion」 敵が占領中の自軍基地まで、制圧部隊が乗っている味方ヘリ部隊を援護するミッション。 主に、RPGを装備したゲリラ部隊からヘリを守るのだが、このゲリラは味方が接近するまでレーダーで捕捉できず、こちらが攻撃可能な時は必然的にヘリが危険に晒される。 ヘリはミサイルを回避できず、一発でも命中すれば撃墜となる。ゲリラ発見からヘリ撃墜までの時間はわずかしかなく、アドリブで対処するのはほぼ不可能。初回プレイ時は為す術もなく全滅させられる可能性が高い。 ヘリは速度が非常に遅いため、離れずに追従するのは不可能。何度か迂回しながら付いていくことになるが、迂回中にゲリラに攻撃されれば確実に損害が出る。 Sランク獲得条件も、「ヘリの損害が1以下」と大変厳しい。慣れていても油断すれば撃墜されるし、援護時間が長いので、最後まで気が抜けない。 実は、ヘリを攻撃するゲリラが出現する位置、時間は完全に固定である。攻略情報を参考にしながらプレイすれば大幅に難易度が下がるので、そういう意味では「Time Limit」よりは良心的。ただし数が多いので、暗記するのは大変。 難易度エースにおける本作の敵機は、一機一機の練度が非常に高く、他作品の感覚で戦うとまず勝てない。 自機ミサイルに反応して正確に回避するため、距離が離れているとまず当たらない。加えて機動性も高い。 但し、敵機を低高度に誘い込むと地面(海面)への衝突を避けるAIが強く働きすぎるためか、機動が緩慢になり撃墜が容易になる。 本作のミサイルは発射速度が凄まじく高いので、敵機との角度が悪いと回避行動を取っても間に合わない。 攻撃頻度が高く、ドッグファイトの状態になれば積極的に攻撃してくる。後方に敵機を回り込ませるのは危険。 敵のステルス機はさらに危険で、知らない間に後方に回り込まれていることが多い。 そして、 最も危険なのが至近距離でのヘッドオンで、この状態に陥った瞬間に死が確定する。 たとえ意識して正面に捉えないようにしても、ステルス機がいるとそれすら難しい。 以上のことから、3機程度に囲まれただけで苦戦を強いられる。強敵が多数出現する最終ミッションやSPミッションは、難易度エースだとシリーズ上級者でも厳しく、何度もリトライすることになる。 咄嗟の状況判断能力が物を言う。ミッションの全容を知っていても、常に死と隣り合わせのプレイとなり、その緊張感は途轍もないものがある。その代わり、クリアした時の達成感は大きい。 勿論、イージーやノーマルではこのような難しさはない。 ストーリー(賛否) 今作では主人公の僚機を含め友軍が咬ませ犬になるシーンが非常に多い。 グリフィス隊の2・3・4番機は第一ミッション終了後のムービーにおいてグレイプニルの攻撃を受け、撃墜されてしまう。特に2番機のリックは『5』のチョッパーを彷彿させるキャラだったが、たった1回のミッションであえなく退場となる。 他にも、グレイプニルによって艦隊が丸々ひとつ撃沈される、メソン・カノンで焼かれるニノックス2など多数。 今作のイントロダクションムービーはMission01クリア後に入るので、「Mission01自体がプロローグ」という見方ができる。それ故に何の前置きもなく始まるため、特に据え置き機版のプレイヤーには始まり方に唐突感が否めないかもしれない。 問題点 操作性の悪さ ハードの仕様上仕方ないことではあるが、据え置き機作品と比べて操作性が悪い。 特にPSPのボタンの都合上ヨーが方向キーに割り振られているため、進路の微調整がしにくい。 それを見越してか、本作を含めた携帯機作品においては機銃照準に補正がかかり、敵機をロックオン後に機銃の射程まで接近すると、ガンレティクルがその敵機をHUD中心からある程度の範囲内で追尾してくれる。この機能により、過去作より機銃が当てやすいのは評価に値する。 ただし本作の場合、「動かしにくい」というよりもPSPのアナログパッドの仕様上「長時間ドッグファイトをすると指への負担がキツイ」という意味合いが大きい。後半は敵の機動力も上がるため、なおさら難しくなる。 しかし、全体的に見て旋回性能だけは過去作をプレイしていると「明確に下がっている」と実感出来る程に顕著。これは、上記のパーツカスタムを考慮した可能性があるが、それが出来ない現実機体にすら適用されている。そのため、ミサイル速度が上がっている今作の被弾率を大幅に上げている要因の一つでもある。 また、決定が◯ボタンor×ボタン、戻るが△ボタンであるため、他のゲームに慣れていると×ボタンで戻ったつもりが次の画面に進んでいた、という事も。 機体関連 本作は低性能機と高性能機間での性能差が大きい。 特に速度及び機動性の差は露骨に現れる。アタッカーはその煽りを受けやすい。 これまでの作品では、腕次第で最高難易度をどんな機体でもクリアできるような調整であった。本作では、後半ミッションほど低性能機での攻略が不可能に近くなり、趣味で旧式機体を使っている人は乗り換えを余儀なくされる。 残念ながら実在機のチューニングは不可能。「兵器メーカーとの間で何かあったのではないか?」と言われているが…。 フェンリア最大の特徴である光学迷彩が使用できない事を残念がっているパイロットも多い。 ただし、光学迷彩が使用できたとしても、ステルス機のように敵機のレーダーによる補足の難易ではなく、ゲームシステム上の処理としてはおそらく存在すらしていない「敵機の視界」という概念(*7)に対しての影響である以上、ゲーム性として有効な効果を定義するのは困難であると言えよう。マルチプレイの機会が少ないであろう本作においてはなおさらである。 攻略本では「プレイヤーの入手できるフェンリアは残骸から復元したレプリカであり、オーレリアの技術力では光学迷彩が再現できなかったため」とされている。 チューニングパーツの入手条件 一部のチューニングパーツはマルチプレイの各モードをプレイしないと入手できない。 その上本作のマルチプレイはアドホック通信でしか遊べないため、本作をプレイしていてかつ対面で通信できる相手がいない場合、パーツをコンプリートできない。 ボイス関連 『04』同様、ボイスは英語のみ。 ボイス収録数自体もPS2三部作に比べて明らかにバリエーションに乏しい。 ミサイルを当てたのに「ミサイルをかわした!」と敵パイロットが言うなど、攻撃の成否に対する無線の内容が不正確。 あくまで無線の内容であり、当てたのにダメージ判定がなされていないといったバグではない。 その他問題点 バグ QAAM(高機動対空ミサイル)が通信対戦時にアラートが鳴らなくなる。QAAMは特に追尾性の高いミサイルなので、アラートが鳴らないと避けられない可能性が高い。 ミッション中に挿入されるムービーについて、何もボタンを押さなくても勝手にスキップされてしまうことがある。初回プレイで起こると戦況やそれに基づくストーリーが把握できずかなり困惑する。PSP本体のバッテリー残量が少ないと発生しやすいとも言われているが定かではない。 Best版ではスキップしないよう修正されている模様。 処理落ち PSP-3000の場合、一部ミッションで処理落ちが発生することがある。 総評 他がよくできているだけあって操作性の難は非常に痛い所であるが、欠点を補えるだけの長所を備えている。 特にボリュームの観点では携帯機とは思えない程の量があり、同シリーズの一部据置機向けタイトルを上回る程。 キャッチコピーである「超高密度エースバトル」に恥じない内容となっている。 操作に関しても入力のレスポンスが悪いといった事は一切ないので、PSPでの操作に慣れてしまえば十分に目を瞑れるレベル。 ミッションの内容やストーリーもよく練られており、PS2三部作に次ぐ評価を受けている。 初心者から上級者まで幅広くカバーした作品であり、特に最高難易度のやり応えは本作の隠れた魅力でもある。 余談 ムービーシーンの語り手は『5』で登場したアルベール・ジュネット。容姿が明確にわかる構図で登場することはないものの、後ろ姿などからは随分と老けたようであり、『5』からの年数経過を物語る。 本作の時点ではフェンリアには形式番号が存在しないが、『エースコンバット インフィニティ』にて「XFA-33」が与えられた。 公式ホームページにおいて登場人物たちの小話が紹介されており、今作の世界観を表現するのに一役買っている。 今作のマルチプレイヤーモードを用いて、シリーズの歴代ディレクターたちが対戦する動画が公式ホームページで公開されていた。公開終了して久しいが、もしかすると動画投稿サイトで観れるかも? ゲーム内の問題ではないのであくまでここに書くが、PSP初期の作品のためか本作はダウンロード版が配信されていない。そのためプレイステーションVitaでプレイできない。 ところが、シリーズ公式サイトで何故か2016年6月30日を以て本作のダウンロード版を配信終了する事が告知された。配信してもいないのにどうやって終了するのか。 2009年から2015年に掛けて、iPhone・iPod Touch・iPad向けアプリとして、前日譚である『エースコンバットXi スカイズ・オブ・インカージョン』が配信されていた。 開発元であるアクセスゲームズは、本作の外注とは思えない出来の良さから好評を受け後継作『エースコンバットX2』の開発にも携わった。が…。
https://w.atwiki.jp/umesaba/pages/23.html
最終ラウンドのみ雑魚敵の増援が無限になる 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/560.html
エースコンバットX2 ジョイント・アサルト エースコンバットX2 ジョイント・アサルトID+ゲーム名 所持金最大 任務報酬最大 機関銃残弾999 基本兵装&特殊兵装残弾99 ミサイル連射 特殊兵装連射 ミサイル連射、プログラムコード版 全機体所持、全兵装(所持&購入可)、全カラー(6色) キルレート全機体100% 兵装全開 パーツ全開 パーツ制限解除 エンブレム全開 シングル勲章全開 ミッション全開 ミッションALL Rank S 無敵(動作確認済み) 無敵解除 無敵 無敵解除 対空ロック速度Up 対地ロック速度Up ID+ゲーム名 _S NPJH-50263 _G Ace Combat X2 Joint Assault 所持金最大 _C0 MONEY MAX _L 0x2041758C 0x3B9AC9FF 任務報酬最大 _C0 MAX Credits Score _L 0x202BCB7C 0x3B9ACA00 機関銃残弾999 _C0 Gun 999 _L 0x204024AC 0x00000320 基本兵装&特殊兵装残弾99 _C0 Inf Weapons _L 0x104024A2 0x00000063 _L 0x104024A4 0x00000063 ミサイル連射 _C0 Rapid fire [Missile] _L 0xE0020FFF 0x204024D6 _L 0xD04024D6 0x00300002 _L 0x104024D6 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024D8 _L 0xD04024D8 0x00300002 _L 0x104024D8 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024DA _L 0xD04024DA 0x00300002 _L 0x104024DA 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024DC _L 0xD04024DC 0x00300002 _L 0x104024DC 0x00000001 特殊兵装連射 _C0 Rapid fire [SP Weapon] _L 0xE0020FFF 0x204024DE _L 0xD04024DE 0x00300002 _L 0x104024DE 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E0 _L 0xD04024E0 0x00300002 _L 0x104024E0 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E2 _L 0xD04024E2 0x00300002 _L 0x104024E2 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E4 _L 0xD04024E4 0x00300002 _L 0x104024E4 0x00000001 ミサイル連射、プログラムコード版 _C0 Rapid Fire _L 0x201C7290 0x3C020001 全機体所持、全兵装(所持&購入可)、全カラー(6色) _C0 all Unit _L 0x404175A0 0x002C0001 _L 0x7F803FF3 0x00000000 キルレート全機体100% _C0 Kill rate _L 0x40418D18 0x002C0010 _L 0x000F423F 0x00000000 兵装全開 _C0 WEAPON ALL _L 0x804175A1 0x002C0002 _L 0x1000003F 0x00000000 パーツ全開 _C0 All Parts _L 0x40417704 0x000F0001 _L 0x03030303 0x00000000 _L 0x20417740 0x00030303 パーツ制限解除 _C0 Part for all _L 0x201CF6F0 0x24020001 エンブレム全開 _C0 EMBLEM ALL _L 0x80417740 0x00780001 _L 0x10000003 0x00000000 注意:EMBLEMを使用するとTACネーム(名前)が表示されなくなる シングル勲章全開 _C0 All Medals single _L 0x20418C84 0x0003FFFF ミッション全開 _C0 All Mission _L 0x200F1E0C 0xAC540CA8 ミッションALL Rank S _C0 All Rank S _L 0x404178D8 0x02600002 _L 0x0001869F 0x00000000 _L 0x404178DC 0x02600002 _L 0x00000001 0x00000000 _L 0x404178F0 0x00980008 _L 0x63006303 0x00000000 _L 0x404178F4 0x00980008 _L 0x00000000 0x00000000 無敵(動作確認済み) _C0 muteki _L 0x201c0830 0x02601021 無敵解除 _C0 muteki kaijo _L 0x201c0830 0x02741023 上のコードで出来ない人は 無敵 _C0 muteki _L 0x201c0E30 0x02601021 無敵解除 _C0 muteki kaijo _L 0x201c0E30 0x02741023 _C0 LGWM Change _L 0x40F4C1B4 0x002c001d _L 0x009600XX 0x00000000 _C0 HVWM Change _L 0x40A4C4C0 0x002c001d _L 0x009600XX 0x00000000 上は軽量ミサイルを下は重量ミサイルを任意の兵装に変更出来る。 XXの値 00 GUN (LSWM ボーイングで撃てるやつ) 01 STDM 02 STDM 03 STDM 04 STDM 05 STDM 06 HACM 07 LGWM 08 HVWM 09 MSSL 0A UGB 0B UGB 0C UGBL 0D NPB 0E FAEB 0F BDSP 10 RCL 11 LAGM 12 LASM 13 SOD 14 GPB 15 XAGM 16 SAAM 17 QAAM 18 XMAA 19 XLAA 1A SFFS 1B ECMP 1C TLS 1D ODMM 1E LSWM 1F SASM 20 IRCM 対空ロック速度Up _C0 Air-to-Air lock on speed up _L 0x20201844 0x40000000 対地ロック速度Up _C0 Air-to-Ground lock on speed up _L 0x20703848 0x40000000
https://w.atwiki.jp/xbox360analysis/pages/33.html
ACCOUT( Money ) 000131B0-05F5E0F7 機体購入可フラグ F-16C 000131FD-0101 Mirage 0001321F-010101 A-10A 00013242-010101 Tornado 00013265-010101 F/A-18F 00013288-010101 F-2A 000132AB-010101 F-14D 000132CE-010101 Su-33 000132F1-010101 F-15E 00013314-010101 Rafale 00013337-010101 F-117A 0001335A-010101 Typhoon 0001337D-010101 Su-47 000133A0-010101 F-22A 000133C3-010101 CFA-44 000133E6-010101 機体所持フラグ F-16C 00013446-0101 Mirage 00013468-010101 A-10A 0001348B-010101 Tornado 000134AE-010101 F/A-18F 000134D1-010101 F-2A 000134F4-010101 F-14D 00013517-010101 Su-33 0001353A-010101 F-15E 0001355D-010101 Rafale 00013580-010101 F-117A 000135A3-010101 Typhoon 000135C6-010101 Su-47 000135E9-010101 F-22A 0001360C-010101 CFA-44 0001362F-010101
https://w.atwiki.jp/xbox360analysis/pages/31.html
ACCOUT( Money ) 000131B0-05F5E0F7 機体購入可フラグ F-16C 000131FD-0101 Mirage 0001321F-010101 A-10A 00013242-010101 Tornado 00013265-010101 F/A-18F 00013288-010101 F-2A 000132AB-010101 F-14D 000132CE-010101 Su-33 000132F1-010101 F-15E 00013314-010101 Rafale 00013337-010101 F-117A 0001335A-010101 Typhoon 0001337D-010101 Su-47 000133A0-010101 F-22A 000133C3-010101 CFA-44 000133E6-010101 機体所持フラグ F-16C 00013446-0101 Mirage 00013468-010101 A-10A 0001348B-010101 Tornado 000134AE-010101 F/A-18F 000134D1-010101 F-2A 000134F4-010101 F-14D 00013517-010101 Su-33 0001353A-010101 F-15E 0001355D-010101 Rafale 00013580-010101 F-117A 000135A3-010101 Typhoon 000135C6-010101 Su-47 000135E9-010101 F-22A 0001360C-010101 CFA-44 0001362F-010101